ランチリオ・グループ、Re-Cig®との協働で廃棄物を原料に変換

ランチリオ・グループは、2023年、Re-Cig®社とのコラボレーションを開始し、社内の休憩スペースに吸殻を処理するための専用容器を設置しました。こうして「スモーカーズ・ポイント」プロジェクトが誕生したのです。その目的は、喫煙廃棄物の正しい処理を促進し、健康と環境の両面に及ぼすタバコの有害な影響について従業員の意識を高めることです。

イニシアチブ実施2年目となる2024年は、年次報告書に記された具体的な成果をもたらし、本プロジェクトの有効性が確認されました:

16.14㎏の吸殻回収

53,795本相当のタバコ

8.07㎏のRe-CA®製品

38.57kg相当のCO2排出回避

 

「このドキュメントは、昨年、私たちが達成した結果を明らかにしてます。収集されたデータは、コミットメントの重要性と環境へのプラスの影響を十分に理解するのに役立つと確信しています。」― ランチリオ・グループのRSPP&HSEマネージャー、ニコロ・リソは言います。― 「このプロジェクトは、私たちにとって具体的なサステナビリティ活動であると同時に、社内の責任共有の文化を強化する機会でもあるのです。」

Re-Cig®は、循環型経済における優れた企業で、その革新的なプロセスによって、主に酢酸セルロースで構成されているタバコの吸殻を新たな資源に変換します。「スモーカーズ・ポイント」で回収されたフィルターは、分離、精製され、メガネフレームやボタンなどの日用品に使われる汎用性に優れたプラスチックである酢酸セルロースに再生されます。このプロセスは、環境中に拡散するマイクロプラスチックの削減に貢献するだけでなく、不適切な廃棄によって生態系への脅威が増大している汚染度の高い廃棄物を有効利用するものです。

 

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https://www.re-cig.it/